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Aug 12, 2023

インドのウェルスパン社、ラインパイプの需要増加で第1四半期利益が増加

写真はインドのムンバイにあるウェルスパン社のオフィスビル、2016年8月26日。ロイター/Shailesh Andrade/ファイル写真

[ベンガルル、8月4日 ロイター] - インドのパイプメーカー、ウェルスパン・コーポレーション(WGSR.NS)は金曜日、同社のラインとステンレス鋼パイプに対する強い需要に支えられ、第1・四半期利益が大幅に増加したと報告した。

同社の連結純利益は前年同期の4110万ルピーから16億5000万ルピー(1993万ドル)に増加した。

同社は、石油・ガスの設備投資にとって好ましい環境を背景に、ラインパイプの健全な受注を維持していると述べた。

同社が取引所への提出書類で明らかにしたところによると、ラインパイプの売上高は前年比89%以上増加し、未決注文簿の価値は867億5000万ルピーに達したという。 さらに、ステンレス鋼のパイプおよび棒の販売量はほぼ 2 倍に増加しました。

同社は米国とサウジアラビアでも事業を展開しており、事業収入は3倍以上の406億9000万ルピーになったと発表した。 投入コストがほぼ2倍になったため、総経費は387億9000万ルピーとなった。

ウェルスパンは、2024会計年度の売上高が約50%増の1500億ルピーになると予想しており、利払い・税・減価償却前利益(EBITDA)は約90%増の150億ルピーになると予想している。

国際ビジネスの面では、同社は米国市場でヘリカルサブマージアーク溶接(HSAW)パイプに対する強い需要が続くと予想している。 提出書類によれば、サウジアラビアでは淡水化プロジェクトへの投資による大きな需要も見込んでいるという。

これとは別にウェルスパンは、今四半期の純負債が30億3000万ルピー減って83億5000万ルピーになったと発表した。

決算を受けてウェルスパン株は最大4.4%上昇し、約15年ぶりの高値を付けたが、終値は2.8%安となった。

(1 ドル = 82.8100 インドルピー)

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